「やり抜く力=グリット」が飛躍的に高まる名著!『やり抜く人の9つの習慣』

やり抜く人の9つの習慣

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☆このブログで伝えたいこと

 

・次の3つを実践することで「やり抜く力」=「グリット」が飛躍的に高まる!

 

 1 目標は具体的にする

 2 if-thenプラニングを使って行動を自動化

 3 目標は「やりたいこと」の形に変換して設定

 

こんにちは、きなこいぬです。

 

今日は、きなこいぬ的2021年上半期に読んだNo.1本を皆様にご紹介します。

この本によって、私の生活は確実に変わりました。

ハイディ・グラント・ハルバーソン氏の著書(翻訳:林田レジリ浩文氏) 『やり抜く人の9つの習慣  コロンビア大学の成功の科学』 です。

 

「やり抜く力」「グリット」とも表現され、近年ではアンジェラ・ダックワース氏の著書『やり抜く力』が話題となり、一躍このフレーズが市民権を得た感があります。

 

今や、我々ビジネスパーソンがこの変化の激しい社会を生き抜いていくためには、「グリット」が必要不可欠であると言われています。

本書は、私たちの「やり抜く力」を高めるための必修科目とも言えるような一冊であり、正にこの時代の必読本であると感じました!

 

今日は、その中から私が特に感銘を受けた次の3点を抜粋してご紹介します。

1 目標を具体的にする

2 if-thenプランニング

3 「シロクマのことだけは考えてはいけない」

以下、順に解説します!

目標を具体的にする

目標

目標を具体的にすることには、大きなメリットがあります。

ハルバーソン氏は、本書の中で非常に分かりやすい例を挙げてくれています。

 

「やせたい」と思うならば、目標は・・・

✖️ やせる

◯ 5キロやせる

 

睡眠時間を長くしたいなら、目標は・・・

✖️ 睡眠を増やす

◯ 午後10時までにベッドで横になる

 

目標を具体的に定めると、そのために取るべき行動が明確になります。

目標を具体的に定めると、「このぐらいでいいや」と自分を甘やかしづらくなります。

結果、目標を達成しやすくなります。

if-thenプランニング

プランニング

本書の中で、私が最も影響を受けたのがこの if-thenプランニング です!

if-thenプランニングの要諦は次のとおりです。

 

① if ・・・もし「X」だったら

 

② then ・・・「Y」をする

 

例を挙げるならば、次のようなイメージです。

・もし電話がかかってきたら → 3コール以内に受話器を取る

・もし22時になったら → 風呂に入る

・もし手紙をもらったら → その日のうちに返事を出す

 

つまり、ある「条件」が発生したら、必ず特定の「行動」を起こすというルールをつくり、自らの行動を制御するということです。

なぜif-thenプラニングの効果が絶大かというと、行動を阻む最たるものは自らの「感情」であるからです。

感情の干渉を排除することによって、「条件」→「行動」の流れを機械的に起こすことができます。

 

if-thenプラニングを定めていなければ、

・電話がかかってきた → 気分が乗らないので、誰かに任せよう

・22時になった → 今日は食事を済ませるのが遅かったので、入浴はやめておこう

・手紙をもらった → 今は忙しいので、後で時間を見つけて返事を書こう

 

・・・というように、自らの感情によって簡単に行動が変えられてしまいます。

 

「感情」ではなく「ルール」によって自らの行動を制御する、これがif-thenプランニングの要諦です。

「シロクマのことだけは考えてはいけない」

シロクマ

何の話? って思いますよね笑

では、あなたに一つお願いをします。

今から3分間、シロクマのことを絶対に考えないようにしてください。

 

・・・さて、どうでしょうか。

3分間、シロクマのことだけしか考えられなかったのではないでしょうか?笑

 

ハルバーソン氏は、本書の中で「ある思考をしないように努力すると、逆に頭の中はその思考でいっぱいになる」と述べています。

また、そのことは心理学の実験でも明らかにされている事実であるとも述べています。

つまり、この原理を、自分の行動を変えようとする場合に当てはめるのならば、「辞めたいこと」ではなく「やりたいこと」にフォーカスすべきということです。

 

ハルバーソン氏はこのことを、if-thenプランニングのルールづくりに応用した上で、非常に分かりやすい例を示してくれています。

氏は「どんな目標を設定するのか」と同じくらい、その目標を言語的に「どう表現するか」が重要であると述べています。

 

あなたが短期を起こしがちで、すぐにカッとなるくせを治したいと思っているのなら、「カッとしないようにする」ではだめです。

「(if)怒りがこみあげたら、(then)まずは3回深呼吸をする」といったように具体的な行動を目標にしましょう。

 

(【著】ハイディ・グラント・ハルバーソン【翻訳】林田レジリ浩史 『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』より)

 

区切り

 

以上、『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』から私が学んだエッセンスをご紹介させていただきました。

ここでは紹介しきれないぐらい多くの学びが得られる本であり、読み物としても非常に面白いので、ぜひお手に取って読んでみてください。

 

本日も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。

◇きなこいぬ◇

 

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