裸の王様にならないための必読書『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』

裸の王様にならないための必読書『岩田さん』

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☆このブログで伝えたいこと☆

 

・周りに自分のことを注意してくれる人が居るかどうかで、自分の成長は決まる

 

・注意してくれる人の側にいるために自分ができる3つの努力

 ① 素直であること

 ② 心を開くこと

 ③ 自分の感情に正直であること

 

こんにちは、きなこいぬです。

 

突然ですが、最近いつ怒られましたか?

あなたの周りに自分を叱ってくれる人はいますか?

年齢を重ねる毎に、自分を注意したり叱ってくれる人は少なくなっていくものです。

その理由は2つあります。

1つ目の理由は、単純な話で自分より年上の人間がいなくなっていくから。

2つ目の理由は、変化することを期待されなくなるからです。

人は一般に、長く生きるほど自分の考え方やスタンスが(良い意味でも悪い意味でも)定まっていきます。

注意しようとする方だって、しんどいことを忘れてはなりません。

しんどい思いをしてまでわざわざ注意をしてくれる「本当の意味で親切な人」はだんだん周りから居なくなっていきます。

 

周りに自分を注意してくれる人が居るかどうか。

このことは、自分の成長に大きく影響すると私は思っています。

自分のことを注意してくれるかどうかは相手の行動次第なので、自分ではコントロールできませんよね。

でも、周りからみて「注意しやすい」人間でいることについては、自分で努力できる要素があります。

そこで、そのヒントになる一冊を今日はご紹介します。

ほぼ日刊イトイ新聞編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』です。


 

私は、周りから注意してもらえる人で居続けるためには、3つの努力が必要だと思っています。

参考となる部分を引用させていただきながら、以下説明していきたいと思います。

 

努力① 素直であること

たとえ、知識もスキルもないとしても、「あなたの言うことを受け入れる用意があります」っていうことがその人から伝わってくるなら、できていないことや、やらなければならないことをきちんと言えるし、言われた方もそれを学ぶことができるんですよね。

 

(ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より)

1つ目のポイントは「素直であること」だと思います。

「どうせこいつは話しても聞く気がない」と相手に思われていたら、絶対に注意してくれませんよね。

特に、年齢を重ねるほど「素直さ」を持ち続けることは極めて大事なことであると感じます。

裸の王様になってしまっては正しい判断をすることはできません。

逆に、腫れ物に触るように叱らなくてはならない人っていうのは、「ここからは入ってこないでください」っていうバリアーみたいなものを、周囲に感じさせてしまう人なんでしょうね。

 

(ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より)

 

努力② 心を開くこと

2つ目のポイントは「心を開くこと」だと思います。

仕事上の関係や事務的な対応に終始している人には、周りの人は近づきがたくなるでしょう。

「あなたと良い人間関係を結びたい」という意思表示をすることは、良好な人間関係を形成する上での最低条件です。

その人がなにを大切にしているのかがわかっていれば、安心して「バカもん!」って言えるんでしょうけど、大切なものがなんだかわからない人には、怒ったらその人の大切なものを意図せず踏みにじってしまうかもしれないという恐怖がありますからね。

 

(ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より)

 

努力③ 正直であること

3つ目のポイントは「正直であること」だと思います。

特に、自分の感情に対して正直であることです。

肚が見えない人間は関わりづらいものです。

何を大切にしているのか、何をされると嫌なのか、自分の考えを発信していれば、周りの人たちもそれを尊重してくれる機会が増えます。

そして、裏表がない人であれば、多少言いづらいことでも正直に伝えやすくなるものです。

「この人が『分かった』と言ってくれたときは、本当に理解してくれている」と思えるからです。

 

最後にもう一度、自分でできる3つの努力をまとめます。

1つ、素直であること。

2つ、心を開くこと。

3つ、自分の感情に正直であること。

 

本書は、これらのエピソード以外にも、岩田さんの人柄、人間を愛する温かい眼差しが伝わってくる魅力的なエピソードがたくさん出てきます。

これからの人との関わり方を見直す意味でも大変参考となる一冊ですので、ぜひご一読いただくことをおすすめします!

 

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

◇きなこいぬ◇

 

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