完璧主義からの脱却。

完璧主義

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☆このブログを読んでいただきたい方

・完璧主義に苦しんでいる方

・人に弱みを見せたくないと思っていて、そのことによってしんどい生活を続けている方

 

☆このブログで伝えたいこと

・完璧主義は自分を守りたいという気持ちの表れなので、少しずつ手放すと生きやすくなる!

・不恰好でもいいから、とにかくはじめよう!

 

こんにちは、きなこいぬです。

 

早速ですが、あなたは自分のことをポジティブな人間だと思いますか?

それとも、ネガティブな人間だと思いますか?

そして、ポジティブな人とネガティブな人、どちらが充実した人生を歩むと思いますか?

そもそも、「充実した人生」とは、どのような人生だと考えますか?

 

いきなり質問攻めから始まってしまい、申し訳ありません。

今日は、私の人生観を変えるきっかけとなった、一冊の本を皆様にご紹介します。

それは、心理学者ブレネー・ブラウン氏が書いた『「ネガティブな心情」の魔法』という本です。

 

この本のおかげで、私は、ネガティブな感情を認め、さらけ出すことの大切さを知ることができました。

 

自分らしい人生を送るための10のルール

ルール

著者は、「自分らしい人生を送る」ための手立てとして、10のルールを掲げています。

1 「人がどう思うか」より「自分はどうしたいか」

2 完璧主義は捨てていい

3 「変化」をおそれない

4 「ありがとうのパワー」を手にする

5 チャンスをつかむ「直感」を鍛える

6 他人とのこんな比較をしない

7 大胆に「遊び」、堂々と「休む」

8 「ぶれない自分」を手に入れる

9 「ToDoリスト」なんかゴミ箱行き!

10 もっと「熱く」なっていい

どうでしょうか。

このルールを見て、何となく想像が付くものと、どういう意味か分からないもの、両方あるのではないでしょうか。

突然ですが、私は人から「真面目」と言われることが多く、完璧主義の気がありました。

ですので、この「10のルール」のようなものを本で読むと、その全てを網羅的に理解し、体系的に実践しなければ効果は得られないと、勝手に思い込んでいました。

中には、心から共感できる考え方もある一方で、全く共感できない考えがあったりする・・・にも関わらずです。

つまり、読書の目的=本の内容を完璧に理解すること だと考えていたのです。

しかし、今では 読書の目的=自分の人生をより良くすること だと考えています。

本の内容を完璧に理解にすることに重きを置くのではなく、

自分の人生をより良くするための具体的な知恵や行動を「一つでもいいから」見つけることを重視するようになりました。

その方が、本から学んだことを日々の行動に反映しやすく、結果、自身の成長や、日々の生活が好転していく実感を得られたからです。

 

完璧主義=守りの信念

完璧主義

さて、そんな私が本書から見つけた、自分の人生をより良くするためのピースを一つだけ挙げるならば、

それは、ルール2「完璧主義は捨てていい」についての記述で示されていた、太字にもなっていない何気ない一文にありました。

完璧主義とは、完璧に生き、完璧に見られ、完璧に行動したら、非難、批判、恥を最小限に留めたり避けられたりするという「守りの信念」のこと。

 

(ブレネー・ブラウン『「ネガティブな感情」の魔法』p.116 より)

どうでしょうか。

私はこの一文に出会い、完璧主義から脱却することを決めました。

もちろん、完璧主義にも、もっとポジティブなものも含めて、人それぞれ色々な形があるのだと思います。

しかし、私自身が持っていた完璧主義は、恥ずかしくなるほどにブラウン氏が言っているとおりのものでした。

私が持っていた「完璧主義」は、最善の結果を出すために一切の妥協を許さない姿勢! とか、そんな格好いいものではなく、

まさに、「どうすれば人から責められないか」「恥をかかないか」を目的としていたことに気付かされたのです。

 

不格好でもいいからとにかく始めよう

がむしゃら

こうして、私が恥ずかしげもなくブログを書いているのも、「完璧主義からの脱却」の一環です。

「完璧にWordPressの使い方をマスターして、格好いいブログを書けるようになったら公開しよう!」

「ライティングの技術やSEOに関する知見を高めてからブロガーデビューしよう!」

以前の私であれば、このように考えていたかもしれません。

そしてきっと、ブログを投稿する前に挫折していたでしょう。

とにかく私は「手をつける」ことにしました。

スマートじゃなくていい、不恰好でもいい、とにかく「始める」こと。

いきなり最初から完璧なものを作ろうなんて考えたら、一歩も動けなくなってしまいますよね。

そうじゃなくて、まずは「えいや」っと始めてしまう。

それから気になったところを少しずつ直していけば良いのです。

そして、私のこれまでの経験を振り返っても、あまり悩まずに手をつけたときの方が、結果的に理解も成長もずっと早かったように思います。

これはきっと、手をつけることによってはじめて「自分事」になるからですね。

 

区切り

 

もし、かつての私と同じように、完璧主義に囚われて動けなくなってしまった方、やる気をなくしかけている方がいたとしたら。

本書がそんなあなたの苦しみを和らげるきっかけになってくれると思います。

ぜひおすすめします。

いきなり本を読む気になれない方がいらっしゃいましたら、ブラウン氏はTEDでも公演をされています。

こちらもすごく良い公演で、氏の主張がよりコンパクトかつ実例に富んだ形でまとめられています。

ぜひご覧になってみてください!

 

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

◇きなこいぬ◇

 

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