「雑談」の大切さについて【その2】。

雑談

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こんにちは、きなこいぬです。

 

先日のブログでは、雑談は大事だよという話をさせていただきました。

特に職場では、人間関係の形成においても、成果の追求においても、雑談が重要な役割を果たすということも述べました。

今日はその話の続きで、私が試行錯誤を重ねながら身に付けてきた、雑談ができるようになるためのコツについて、話をさせていただきます。

 

コツは1つだけです。

たった1つだけなので、皆様も覚えやすく、実践につなげやすいと思います。

私が考える雑談のコツ、それは「自分の感情をできるだけ隠さない」ことです。

これだけだと分かりづらいと思うので、実例をご紹介します。

 

例えば、上司が職場にお菓子を買ってきてくれたとします。

社員は上司を含めて4人いて、差し入れされたお菓子は「どら焼き、シュークリーム、ロールケーキ、ワッフル」の4つでした。

上司が皆に声をかけます。「ひとり1つずつ、早いもの勝ちだよー!」

あなたはシュークリームが大好きです。

このとき、あなたはどのように行動しますか??

 

「皆さんが先に選んでください。私は残り物で良いですから」

 

ひょっとしたら、こんなことを言うのではないでしょうか。

実は、これは私の職場で実際にあったことで、私も上記と同じことを言ったのです。

すると、お菓子を買ってきてくれた上司はこう言いました。

 

「残り物で良いって本当に思っているんですか?自分が食べたいとも思わないようなものを食べて、満足なんですかね?」

「何を考えているのかよく分からないですね」

 

皆様にもお分かりいただけたと思いますが、この上司は自分の思ったことをストレートに表現する、大変良い上司なのです。

(嫌味ではありません笑)

 

上司が自分の思ったことをストレートに言ってくれたので、

私も間髪入れずに 「じゃあ、シュークリームをもらいます!」 と宣言することができたのです。

そして、自分の本当の望み通り、大好きなシュークリームを楽しむことができました。

 

一番関わりづらい人というのは、自分の感情を主張してくる人ではなくて、「何を考えているのかよく分からない人」 なのです。

自分の気持ちを言わないというのは、自信がなかったり、人に気を遣っていたり、色々な理由があると思うのですが、

端的に言って損です。

人付き合いが疎遠になり、集団の中で孤立感が高まります。

また、それ以外にも、自分の感情を隠すことには大きなデメリットがあります。

自分への自信がなくなります。

何事に対しても、やる気が衰えるようになります。

精神衛生上、本当によくありません。

自分の感情はできるだけ隠さずに表に出すべきです。

 

大切なことは、自分の「感情」を誰かに伝える際に「感情的」になる必要はないということです。

ここを混同している人が、結構いるように感じます。

自分が手一杯になっている状態で、さらに新たな仕事を振られたときは、

「もうこれ以上はできません!他に手が空いている人に回してくださいよ!」と声を荒げるのではなく、

「今◯◯と◯◯の仕事を抱えていて、ちょっと余裕がなくて参っているんです。来週末まで待ってもらえるなら受けますが、急ぎであれば他の方にお願いできないでしょうか」というように、自分の思いを誠実に相手に伝えれば良いのです。

そして、伝え方さえ間違わなければ、大抵の場合は「ふざけるな!」なんて叱責されることはありません。

 

自分の感情を隠さずに表に出せるようになると、考えながら人と話をしているような感覚が薄れていきます。

いつの間にか自然に雑談ができるようになっています。

 

以上、私の経験談が少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

 

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

◇きなこいぬ◇

 

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