☆このブログで伝えたいこと
・カランダッシュ 849 はジェットストリームをはじめとする「新油性」ボールペンが苦手な人におすすめの一本
・カッコいいのに持ちやすい、従来型油性ペンの最高峰と言っても過言ではないボールペン
・ほぼ日手帳(トモエリバー)との相性も◎
こんにちは、きなこいぬです。
今日はおすすめ文房具を紹介します。
カランダッシュ 849(ボールペン)です。
その魅力を一言で表すならば・・・「従来型油性ペンの最高峰」といったところでしょうか。
普段使いでガシガシ使えるけど、文房具にとって大切な所有欲や愛着などもしっかり感じさせてくれる、稀有な一本となっております。
今日は、そんなカランダッシュ 849 の魅力を余すところなくご紹介します!
カッコいい「のに」持ちやすい
カランダッシュ 849 は、鉛筆を模した六角形のデザインになっています。
グリップや滑り止めのようなものは何もないのですが、この六角形デザインが効いており滑りにくく持ちやすいです。
そして、短すぎず長すぎない、ちょうど手に気持ちよく収まるサイズ感の軸。
また、重さについても、軽すぎず重すぎず、筆記時の安定感はちゃんとありつつ長時間の筆記でも疲れを感じさせない重さ。
グリップ周りのゴチャゴチャした野暮ったさが全くないので、シンプルで洗練されたフォルムになっています。
カッコいい「のに」持ちやすい。
この2つを両立させてくれるボールペンって、実はほとんどないんですよ。
独特のリフィル交換とノック感
カランダッシュ 849 は、ノック部を外してリフィルの交換を行う構造になっています。
したがって、ペンの軸部分は一切継ぎ目がなく一体成型になっている。
このことが、書きやすさの向上に大きく寄与しています。
特に長時間に渡って筆記する場合、グリップを外してリフィル交換を行う一般的なボールペンの場合、書いているうちに意図せずしてグリップ部が回ってしまいガタガタになることがあります。
カランダッシュ849 には、そのようなストレスが一切ありません。
軸が一体成型なので剛性も抜群、安定しており気持ちよく書き続けることができます。
ちなみに、カランダッシュ 849 はノック感も独特です。
一言で表せば、「シュコッ」って感じ。
普通のノック式ボールペンのように、カチャカチャしたノック音とクリック感を全く感じさせません。
なんというか、「品」のようなものすら感じさせるノック動作なのです。
こればかりは言葉だけでは伝わらない、ぜひ店頭でお手に取って確かめてみてください。
カランダッシュの代名詞 傑作リフィル「ゴリアット」
カランダッシュのボールペンのリフィルは「ゴリアット」と呼ばれています。
リフィル、つまりボールペンの替芯に名前が付いているわけですが、これって日本のボールペンでは考えられないですよね。
もちろん日本のボールペンの替芯にも「型番」はありますけれど、それで呼称することはほとんどない。
一般的には「ジェットストリームの替芯」とか「アクロボールの替芯」というような表現をするし、そもそもボールペンとリフィルを分けて考えるようなことはあまりないですよね。
しかし、カランダッシュのボールペンは違います。
ペンは「カランダッシュ 849 」、そのリフィルが「ゴリアット」です。
何で替芯にわざわざこんな立派な名前を付けてるの?そう思いますよね。
でも、そうしたくなるのが分かるくらい、すごいリフィルなのです、コイツは。
毛細管現象をヒントに特殊なインクフローを実現することによって、書き味は非常に滑らかで、しかもダマになりにくい。
さらには大容量のインクタンクを備えており、このリフィル一本で筆記可能な距離は何と約8kmにも及びます!
驚異的なスタミナを誇るゴリアットは、もはや芯の交換自体を忘れさせるほどの存在です。
三菱鉛筆のジェットストリームをはじめ、油性インクの潤滑性を高めることで、従来の油性ペンとは一線を画す滑らかな書き味を実現している油性ペンのことを、俗に「新油性」などと表現したりします。
カランダッシュ 849 の油性インクは従来型のそれですが、新油性インクとは別のアプローチで、ダマになりにくく滑らかな書き味を実現しています!
また、新油性のボールペンは「ほぼ日手帳」等で使われている用紙「トモエリバー」でのインクの裏抜けがネットでも度々取り上げられており、長期保存には向かないと言われたりしています。
この点、従来型油性ペンの最高峰であるカランダッシュ 849 は、ほぼ日手帳の相棒としてもおすすめです!
私も長年に渡って使い続けていますが、裏抜けや変色等は全く見られませんよ。
本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
◇きなこいぬ◇