「雑談」の大切さについて【その1】。

雑談

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☆このブログで伝えたいこと

 

・職場で人間関係を築くのが苦手だと感じている人ほど「雑談」を大切にしてほしい

 

・雑談することで職場が「生きやすい場所」になるからです

 

こんにちは、きなこいぬです。

 

私がこれまでの人生を振り返ったときに、自分に最も足りなかったと思うものがあります。

それは「雑談」です。

 

私は、若い頃は雑談の必要性を全く感じていませんでした。

何なら「無駄話をする暇があったら仕事に集中するべきだ」と考えていたので、

一日のうちほとんど誰とも雑談をしないという日もありました。

上司につまらない冗談で絡まれたときなどは、「何だよ〜、こっちは仕事をしてるんだよ!」

などと、露骨に嫌な態度を出すときもありました。

いったい何様でしょうか。若かったですね・・・。

 

そんな自分への反省も兼ねて、今日は「雑談」は結構大事だよという話をさせていただきたいと思います。

偉そうに話をするつもりは全くありません。

特に若い世代の方々にこのブログを読んでいただける機会があれば、私の反省も踏まえて、ほんの少しでも参考になればいいなと。

そんな思いで、今日は書かせていただきます。

 

特に、職場での人間関係において「雑談」は大事です。

雑談は仕事の邪魔をするものでは決してなく、仕事だからこそ雑談をした方がいいと、今は思います。

というのも、自分より若い社員がどんどん入ってくるようになって、指導的立場になったときに、

かつて私に冗談を言いながら絡んできたときの上司の気持ちが、よ〜く分かったのです。

 

職場で雑談をする気はないと考えている人は、

「あなたとは、仕事を処理するという利害関係のみで関わっています」

「私は、あなたと人間としての深い関わりを求めてはいません」

と言っているのと同じです。

そして、こういう態度は、自分が思っている以上に周りの人に伝わるものです。

 

特に、人間関係をつくるのが苦手な人ほど、こういう態度になりがちです。

「自分はちゃんと仕事で貢献しているんだからいいだろう!」

「職場は遊び場じゃないし、私たちは仲良しサークルじゃないんだから!」

私自身もこんな感じだったので、気持ちはよく分かります・・・

 

しかし、むしろ「遊びではない」仕事だからこそ雑談は必要だと私は思うようになりました。

仲良しサークルでは済ませられないからこそ、雑談が大事なのです。

一見、矛盾しているように思えますよね??

仕事は、成果を上げなければなりません。

そして、成果を上げるためには、自分の意に反して苦しい決断や苦痛な行動をしなければならないこともあります。

誰もが、自分と同じ「快いものを快い、嫌なものは嫌だ」と感じる、一人の人間です。

自分の意に反する行動を求められたとき、「しゃあない、やるか」という「納得」に近づけるかどうか。

それは、周りの人との人間関係、もっと言えば「信頼関係」にかかっているのです。

普段から、周りの人たちと仕事上の利害関係から離れた「人と人としての関係」をどれだけ築けているかどうかです。

 

今にして思えば、若かりし頃の私は、自分の仕事で成果を上げることを免罪符とでも思い込んで、

周りの人と「人と人としての関係」を築くことを拒絶し、

そのくせ、自分が困ったときだけは上司の元に相談にいっていたのです。

こんな関係しか築くことができなかったので、当時の上司には、私が近づいて行ったときには、

きっと 「またあいつが面倒ごと持ってきたな」 と思われていたに違いありません。

どこまで行っても、人は「好き・嫌い」からは逃れられませんから、

嫌いな人とよりは、好きな人と楽しく仕事がしたいですし、そういう人の方が、自然と評価も高くなります。

また、組織全体としても成果が上がりやすくなります。

そうした好循環の基礎になっているのが「信頼関係」であり、そのために欠かせないのが日々の「雑談」なのです。

 

文量が多くなってしまったので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

雑談が大事と言われても、私は雑談が苦手で何を話せばいいかわからないよ〜という方もいると思います。

私もそうでした。というか、今もそうです。

それでも、何とか周りの人と良い関係性を少しずつ築けるようになってきています。

そこで明日は、私が悩みもがきながら体得してきた「雑談のコツ」について書いてみたいと思います。

参考になればとても嬉しいです。

 

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

◇きなこいぬ◇

 

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